ときどき、神道

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父が信心深い影響か、私もそれなりに信心深く、お参りをする習慣がある。

父のように霊感が強かったり、伯父のように、いろんなものが見えたりはしないのだけど、
「神様か仏様か守護霊さんか・・・何者かに守っていただいているのだろう」
と、どこかで感じたり、忘れたり、思い出したりしている。

近所の日枝神社を通りがかりにお参りしている

そんな私は、いつも自宅から総曲輪(富山の繁華街)に行くときに、日枝神社の境内を通るのが近道なので、通りがかりにお参りしたり、時々さぼって素通りしたりするのが日課である。

日枝神社には、四柱の神様がまつられていて、
その中に、どうもご縁があるらしい大黒様(オオナムジのみこと様)もいらっしゃる。

出会いは信号無視とともに

今日も昼過ぎにてくてく歩いていく途中、神社の手前の押しボタン信号にさしかかり、
「赤だけど車もいないし・・・」
と思って、チョンボしようと一歩踏み出したら、横で、居合わせた通行人のおじちゃんが、律儀に信号を待っておられるではないか。

ハッとして、一歩下がり、やっぱりおとなしく青になるのを待とうとしたら、
おじちゃんが
「それじゃ、一緒に渡っちゃおうか 笑」
と話しかけてくるので
「赤信号、2人で渡れば怖くないですね ははは」
といって笑っていたら、すぐ信号は青に。

横着な私、ちゃんとしてるおじちゃん

おじちゃんは、うちの近所の古宮鉱泉にいって、トラットリアにいって、帰る途中とのことで、めちゃくちゃジモッティーを満喫した休日を過ごしておられる様子。
「それはいい休日ですね~」
などといいながら、日枝神社の境内を一緒に通過。

(今日はおじちゃんと一緒だし、お参りに足を止めるのも気まずいからお参りは帰りにして、素通りしてしまおう・・・)
などと横着しようと思ったら、おじちゃんがちゃんと拝殿の手前で足を止めて、二礼二拍手一礼されたではないか。

またしても横着しようとした自分を省み、
「それじゃ私も・・・」
とおじちゃんに倣ってお参りを。

・・・我ながら日和見な行動である。

おじちゃんは神道に詳しかった

私「神社はよく参られるんですか?」

おじc「うちは於保多神社の近くで、菅原道真公をよくお参りしているよ。天神様知らない?」

私「耳にはするんですが、私は大黒様系…というかオオナムジ系みたいなんです。日枝神社も大黒さんいらっしゃいますし。」
 
おじc「オオナムジのみことさんしってるの?」

私「出雲大社ですよねー! 最近ちょっと興味を持ちまして、いろいろ知りたいと思ってるんです。」

というと、神社トークで話がはずみ、ちょっと前にニュースになった、どこぞの神主争いのうわさ話になる。

おじc「インターネットでしらべてたら、今年は参拝者が減ったらしいよ。」

私「神様の手前なのに、バチあたりな感じになっちゃってますね TT」

などと話した後に、おじちゃんは暗誦している祝詞を披露してくれた。

かしこみかしこみ~~・・・

私「すごいですね!なんか憑きものが取れた気がします 笑」

おじc「憑きものといえば、今はもう78歳で、引退しちゃったけど、昔、治療院をやってた時に、すごく体調の悪いお客さんがきて、よく見てみたら背中に赤いまるい物が憑いていたから、それをとったらお客さんが瞬時に体調が良くなったのに、僕が貰っちゃって、しんどくなって大変だった。」

私「えー!!憑きものもらっちゃったんですね。それ、お祓いできたんですか?」

おじc「あれは大変だったよ。愛知県の神社の神主さんに電話で頼んで取ってもらったんだよ。」

私「そんな、陰陽師みたいな人いるんですか。」

おじc「いやー、そんなんじゃなく、スピリチュアルとかでもなくて神道をやってる神主さんだよ。興味があったら山蔭神道というのを調べてみたらいいよ。」

といいながら、GREENガムをくれた。

おじちゃんは密教にも詳しそうだった

おじc「お祓いといえば、刀印もするんだよ。りんぴょうとうしゃー・・・」

私「密教にもお詳しいんですね!」

程なくして、駐輪場にむかうのエレベーターの手前で、おじちゃんと別れた。

連絡先を交換するでもなく、にこやかに見送り、残されたGREENガムに、なんとも粋を感じた。

後味はグリーンガムのように爽やか

その午後は、GREENガムのように爽やかで清々しい気分だった。

仕事しなきゃと追いつめられがちな胸中が、心なしか元気になった気がする。
おじちゃんの、祝詞と刀印おかげで憑きものが取れたのか(笑)
そうでなくても、おじちゃんの元気さに、いろんなことが小さなことに思えてくるのが不思議である。

そうそう、神様は直接現れなくても、人との繋がりの形で何かをもたらしてくれるという。
長いつきあいとなるご縁もそう、一期一会の出会いもそうなのかもしれない。

今日も、そんな神様の気まぐれか、ちょっかいなのか、サポートだったのか。
「守られているなあ」と、ほのぼのと感じるのだった。

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書いた人
めぐ茶めぐ茶
Web制作とシステムの会社をやってるワーママ社長です。
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